修理(下之保)スツール

さて、お次はスツールです。

長年の汚れが堆積してますが座面はテカテカしてます。

これはこれで?と思いましたが、ところどころ塗料のようなものがあったり、脚の汚れのひどさもあるので、テーブル同様分解組付けです。

座面を外すとあっさり脚の組みも外れました。木が痩せてしまって保持できなくなっているのがぐらつきの原因ですね。

おや、釘。

抜け対策として打ったもののようですが、本来面で支えるほぞ組みを点で保持しているだけになってしまうので、ぐらつきは解消できません。

一度起こして

釘締めなどで裏から取りました。(頭はすぐに折れちゃいました)

1本ずつになったところを、スポンジで清掃。

濡れ感も手伝って、質感がこんなに違う。

脚先がまだくすんでますが、だいぶ良くなりました。

スポンジでは落ちなかったので、鉋をかけておきました。

続いては、ぐらつき対策を。

確認すると、だいぶ隙がありますね。

一旦きれいにさらって

薄い板を

カット。

接着して

ほぞの形に整える。

こんな感じでぴたっと。

交差部も隙があるので

同じように板を挟んで

整えます。

しっかり組めました。

脚の取り付けも楔を打ってしっかりと。

ずれがないか確認しながら

がちっとな。

座面と脚部の穴には隙がありますが組む時の反力でびくともしません。

素組の状態で完了。オーナー様の手で柿渋が塗られることになっています。

再会が楽しみです。