修理(下之保)テーブル2

釘は外したのに桟が取れない問題。

頭に疑問符がたくさんつきましたが、こじりながら何とか外して納得。

脚のほうの釘も斜めに打ってあったので動かないのでした。ちゃんちゃん。


ただただ昔の人は頭ええなぁと感心してばかり。
ですが、脚の補強の仕方については以前のままだと少し心許ないので、組み方を変更することに。

桟に釘打ちで固定→大入れで上からビス打ちに変更して、1面からの保持ではなく3面からの保持にして強度を高めます。


ノミとルーターを使って脚に合わせて溝を掘って、微調整して打ち込み。


留まったものを天板にビスで固定して完成。

これならしっかり保持できるでしょう。

底板の背面には、新調した日付が記載されていました。


昭和31年。62年前だ。
その隣に日付と名前を刻みたくなる衝動を抑えて、無事に納品しました。


古い材料と新しい材料の色合いも、そのうち馴染んでいくでしょう。
工法や部品も時代とともに少しずつ変わっていきながら、新しい時を刻み始めます。
木工屋である意味が、なんとなく分かった気がしました。